『 金色の闇(こんじきのやみ)/ 愛称ヤミ 』
【声】 福圓美里
【出身地】 不明
【年齢】 不明
【誕生日】 12月24日
【血液型】 AB型
【身長】 153cm
【体重】 45kg
【スリーサイズ】 B75-W52-H77
【容姿】 長いストレートの金髪美少女で瞳の色は紅色。小柄の細身で胸も小ぶり。
普段は黒い戦闘服を着用しているて、『ダークネス』で彩南高校に編入してからは学校の制服姿で登場することも多い。
【能力】 「変身(トランス)能力」
戦闘スタイルは「変身能力」で髪の毛や手足を武器に変えての攻撃。良く使う部位が手足や髪の毛名だけで、身体のあらゆる器官を自在に変化させることができる。
加えて体術も相当な使い手で、洞察力も高い。
『ララ』の発明品で『リト』が女性化した際、女性化した『リト』の正体を一目で見抜いた事もある。
【性格】
性格は殺し屋らしく常に沈着冷静。感情の起伏があまりなく、表情を変えることも少ない。
口調は丁寧だが無口で、生体兵器と して育てられたために他人に心を開くことはほとんどなく、友情・家族愛・恋愛といった概念にも疎い。
また、男性から性的関心を向けられることを嫌い、エッチなトラブルに巻き込まれたときは
「えっちぃのは嫌いです」
と言う台詞がお約束となっている。
他人に無関心なようで、殺し屋として孤独に生きてきた反動か表には出さないが寂しがり屋の一面も持つ。
なお、上記の性格は「兵器」となってから形成されたものらしく、昔は天真爛漫で明るく優しい、ごく普通の子供だったらしい。
【出自】 生まれは「プロジェクト・イヴ」によって、『ティアーユ』の細胞をベースに生体兵器として生み出された人工生命体で、本名は「イヴ」(苗字があるかどうかは不明)。
「金色の闇」という名は殺し屋となってからのコードネーム。
【エピソード】
宇宙で最も危険視されている殺し屋。
誰にも本名を教えていないので、作中では『リト』達からはコードネームを捩って「ヤミ」や「ヤミちゃん」と呼ばれている。
最初は『ララ』の夫の座を狙う宇宙人から『リト』の抹殺を依頼されて地球を訪れ、『リト』を襲撃する。
途中でその宇宙人に騙された事に気づいて対立、 その際に『ララ』に助けられたことで『ララ』に興味を持つ。
宇宙人からの依頼が白紙に戻った後も「自分はターゲットを殺し損ねたことはない」と、『リト』の命を狙って地球に滞在。
生命の危機を『リト』に救われ、『リト』に対して複雑な感情を持つようになる。
その後、『リト』の裏表のない優しさに触れ、エッチなトラブルの被害に遭うたびに苛烈な制裁を加えながらも、少しづつ『リト』に心を開いていく。
また、ララやリトとの関わりを通じて『美柑』から慕われるようになり、賞金稼ぎから襲撃された一件を機に友人となり、以降行動を共にする機会が増え る。
『リト』と初めて会ったときに『リト』からたい焼きを貰い、それ以来の大好物で毎日買っている。
そのため登場する時はたい焼きを手にしていることが多い。また、趣味は読書で、よく書店や彩南高校の図書室に入り浸っている。
一方、ニュルニュルとヌメる物が苦手で、ニュルニュルした触手を持つ怪物に襲われると生理的嫌悪から戦意を失うこともある。
これは殺し屋になったばかりの頃、ある触手生物の森に迷い込んでなにかされたためだが、詳細は不明。
「ダークネス(生態兵器としての真の姿)」状態で暴走した時に、『リト』が命懸けで元に戻してくれた事に深く感謝しており、これをきっかけにはっきりと『リト』に対して恋心を抱くようになった。
現在は『芽亜』と『御門』からアドバイスを受けたり、『リト』となんとか仲良くなりたいと頑張るが、恥ずかしさから素直になれず『リト』には全く気持ちが伝っていないという状態。
『ダークネス』では『美柑』から勧められて、彩南高校の1年B組に編入して『ナナ』、『モモ』、『芽亜』と同級生になる。
『芽亜』が学校を救うために隠していたトランス能力を発現させた時には「私の妹」だとハッキリと彩南高校の全員に伝えて頭を下げるなど、姉としての行動を見せた。
育ての親とも言える『ティアーユ』には、幼少時は実の親のように甘えていたが、ある日突然引き離され、以後何年にも渡りその生死も分からない状態と なっていた。
『ダークネス』でようやく再会を果たしたものの、まだ彼女に対して素直になれずにいる。しかし生きていてくれたことは喜んでおり、不器用なが ら気にかけている。
【総評】
続編の『ダークネス』では『モモ』と共に物語の中核を担うキャラクターで、彼女が「兵器」から「人」へとその心を取り戻し、恋に目覚めるまでが一つの主要ストーリーになっています。
『リト』達と騒がしくも平和な日常を過ごすうちに、しだいに心を開き人として生き始める『ヤミ』
しだいに笑顔見せるようになり、恋と言うものを知るようになります。
最強の殺し屋と言われた「兵器」は恋と言う魔法にかかり、ただの「少女」へとかわったのです。
そして少女はまた戦いに身を投じます。今度は恋する少女として、恋愛と言う名の戦いに。
初志貫徹、狙った獲物は逃さない、命の代わりにハートを狙う「恋の殺し屋」、
それが『金色の闇』という少女なのです。
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