更識 簪
【名前】 更識 簪（さらしき かんざし）
【声】 三森すずこ
【出身国】 日本
セミロングの髪形で、姉とは対照的に癖毛は内側に向いている。
眼鏡をかけているが、視力矯正用ではなくIS用の簡易ディスプレイで、むしろ視力はよい。
スタイルは悪くないが周囲の人間、姉の『楯無』や『布仏姉妹』と比べて自分だけ胸が小さめであることを気にしている。
制服は通常の物をベースに左の二の腕に腕輪の様な装飾物を付け、スカートの両端にも頭に取り付けているISのヘッドギアらしきものに似たメカを取り付けている。
更には黄土色のパンティーストッキングに黒地のオーバーニーハイブーツを着用している。
【所属クラス】 IS学園1年4組に所属。のちに1組に所属する。
【キャラクター】
本作のヒロインの一人。
『更識楯無』の妹で、日本の代表候補生。
趣味はアニメ鑑賞で、特に大好きなのが 勧善懲悪のヒーローもの。
明朗な姉と違い、内気で臆病な性格で、他者を遠ざける傾向があり、人を寄せ付けない雰囲気を放ち、クラスでも孤立気味だった模様。
幼い頃か ら優秀な姉と比較され続けて自信を失っており、他人に対して能動的な行動を取るのは甘えであるとの考えから泣き言も言えなかったため、徐々に心を 閉ざしていき、現在のような人格が形成された。
このような境遇から、「自分を助けに来てくれるヒーロー」に憧れている。
偉大過ぎる姉に対して強いコンプ レックスを抱いており、自分を卑下しているが、代表候補生というだけあって本来は非常に優秀な人材で、『簪』の持つ演算処理能力や情報分析力、空間認識能力、 整備能力などは非常に高い。
代表候補生でありながら自分の専用機が「白式」開発の煽りを受けて完成されず、ずっと専用機関係の行事へ参加できなかったため、初めは『一夏』のことを恨んでいたいた。
かつて姉の『楯無』がそうしたように、専用機を自ら組み上げることでコンプレックスを解消しようと努力するもうまくいかずにいたが、『一夏』や整備科の協力によって専用機が完成したことから独力の限界と人の心の温かさを悟って、『一夏』に心を開くようになる。
「ゴーレム IIIの襲撃事件」を経て、姉との疎遠な関係を氷解させることに。
そして、事件の中で『一夏』に自分が抱く理想のヒーロー像を見て、彼に好意を抱くようになる。
早い段階で『一夏』を呼び捨てで呼べるようになっていたが、他の恋のライバルとなる『箒』、『セシリア』、『鈴』、『シャルロット』、『ラウラ』の5人はいずれも我の強い性格であったため、当初は『一夏』との接触に及び腰となっていた。
しかし、徐々にしたたかさも見せるようになり、他の5人が『一夏』とのキスを巡っている隙 にさり気無く抜け駆けで実行に移そうとしたり、それを『箒』と『ラウラ』に阻止された際には理論武装による長い弁解をしている。
後発のヒロインながら、ファンからの人気も高く、今後の活躍が期待されている。
[table id=13 /]
